アウシュビッツ収容所へ行って色々衝撃的だった
アウシュビッツはドイツにあると思われることが多いが、ポーランドにある。
クラクフという古都から車で約2時間にあり、私はクラクフで泊まった宿の人にアウシュビッツツアーを頼んだ。
宿にいる人は、基本アウシュビッツ目的でこの街に来ていた。そして、アウシュビッツにやたら詳しいので、アウシュビッツで行われた事が本当にその通り行われていたか、疑問に思っている人も多くいた。
上の文字は『働けば自由になる』と書かれている。
収容所で多くの人が亡くなった。
過労死、病死、人体実験、ガス室に送り込まれる…など
現代とさほど変わらない、身なりの良い格好をしている人が多い。
強制収容内は、それぞれ年齢などのデータと共に、プロフィール写真があったがそちらは現在撮影禁止になっている。
大量の義足。取られてしまった人はその後どうなったのだろう。
年月の経った大量の靴。色ももう変わってしまった。
鞄。それぞれの名前が書いている。
生活必要品、娯楽、可愛い服…何もかも
眼鏡。
一瞬何か分からないほど大量に展示されている。
その他、収容されていた方々の髪の毛が恐ろしい量展示されている部屋もあったが、そちらは現在写真撮影禁止。
三段中、一番上が一番人気だったとガイドさんに聞いた。下に糞尿など垂れ流してしまう人がいる為、体力がある男性が一番上なことが多いと言っていた。
女性や子供、お年寄りなど労働力にならないと判断された人たちは、ここで殺されたと言われた。
人間焼却炉
「ここはガス室です。閉じ込められてガスを入れられます。人々はフレッシュな空気を求め、上へ上へ行こうとします。力の強い者が上に行きます。なので、みんなが死ぬ頃には、上から男性・女性・子供の順番で人間ピラミッドができあがります」
上記のようにガイドさんが解説していた。
20以上の国の人が連れてこられた。
・3日間の旅だと聞いて連れてこられたが、実際数週間かかり。やがて食料が亡くなってしまう人。
・夏は中が蒸し風呂状態になり、苦しみながら亡くなる人。
・着く頃には殆どの人が亡くなっていることも珍しくなかった。
ガイドさんはこの貨車内での出来事を教えた。
これは途中からできたものらしい。汲み取り式だがトイレといえるものではなかった。便を回収する係りの人がいて、その仕事が一番人気が高かったらしい。脱走できるチャンスが多いからだと。
「企業にヒトラーは囚人をかしました。そこでたくさん働かされます。ですが、企業もヒトラーに収益の半分もお金を払っていました」
「アウシュビッツにいた医者は人体実験を良くしていました。ヨーゼフ・メンゲレといいます。特に彼は双子を好みました。彼の手で多くの双子が亡くなりました」
ガイドさんは、英語が苦手な私でも分かるように淡々と話してくれた。
アウシュビッツは負の世界遺産に登録されている。二度と同じことのないように。
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