浴衣を着て世界一周

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鯛がとれまくる!?千葉県の秘境に行った【南房総】

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 友人の地元は謎が多い。

 

※友人は前にブログに出た子。

ゾンビの姿で友人とハンバーガーを作った【100円ローソン縛り】 - 浴衣を着て世界一周

 

・名字ではなく『屋号』で呼び合う
・海にカールを撒くと物凄い数の『鯛』が寄ってくる
・一般家庭の味噌汁に『伊勢海老』が入っている。何故なら伊勢海老もとれるから
・親戚でもない人が葬儀の準備をする(未だに五人組の制度がうっすら残っている)。

 

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これでもなんと場所は千葉。まさかの関東。 


友人の実家は『仁右衛門島という島から、泳いで渡れる太海という場所らしい。
その仁右衛門島すら千葉県の人に聞いてもみんな

「知らない」

と答える。

 

上記の他にも聞いたことのない【おと】という行事があるなど、色々面白そうなので連れて行って貰った。

 

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まず、浜松町からバスに乗り安房鴨川駅へと向かった。片道2500円ほどで3時間くらいかかる。

 

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駅に着き、まずお昼ご飯を食べた。この店はよく同窓会としても使われるらしい。割と美味しかった。

 

再び電車に乗り安房小湊駅』へ向かった。

 

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到着。

思いっきり泳げそうな海水浴が眼前に広がる。

 ここから鯛が見える場所まで15分ほど歩く。

 

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 歩きながら友人から地元について話を聞いた。

 

「東京に来てから魚少ないって思った。カレーに魚とか常に魚があったから」  

 

確かに、スーパーにあった魚がやたら大きかった。聞いたこともない魚もあった。

 

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『鯛の浦』という場所に着いた。ここで鯛が見れまくれるらしい。

 

鯛を見るために遊覧船があるが、別に乗らなくても、その辺でカールを撒くと鯛がよってくるらしいが、せっかくだから乗ることにした。

出航時間はバラバラで集まり次第で決まる。

 

出航まで少し時間があったので、乗船場の二階にある資料館で時間を潰した。

 

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鯛の種類が多い。時期によって見れる種類も違うらしい。

 

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お経を唱えると鯛がそのお経の文字を食べたなど、神様関係のエピソードが多い。鯛について一生分味わえる。

鯛の浦の歴史を知れるので、一度この資料館で勉強した後に遊覧船に乗った方が楽しいと思う。

 

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時間がきたので遊覧船に乗った。

 

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船内は激しく揺れ、アトラクションのようだった。酔い止めバンドがあると良いかもしれない。

鯛がよく見えるスポットに到着し、船乗りの方が餌を撒いた。

 

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…気持ち悪いくらい鯛が寄って来た。

 


あー!きたきた鯛だ!とかではなく 

 

『バッ』

 

とやってくる。0か1かの世界。
シュールすぎたので、動画に撮って何回も見直した。

 

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鯛の浦には無料で入れる足湯がある。
入ると抜け出せなくなりそうなほど気持ちが良い。なんか健康になりそう。

 

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この寺は、日蓮宗がうまれた寺らしく、祭りの時は人で溢れかえるらしい。

 

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鯛の墓があった。

 

再び安房鴨川駅へ電車で戻った。

 

途中、電車から見えた教会のような外観の学校について友人から説明を受けた。

 

「この辺に最近できた小中学校は、潰れて老人ホームになることを前提に作られてるから、階段がなくバリアフリーな環境」 

 

友人の話は、いちいちユニーク。

 

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安房鴨川駅で乗り換えをして太海駅』で降りた。

今日はここに住む友人のおばあちゃんの家に泊まることになった。

 

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庭になんかあった。

 

おばあちゃんにこれは何か尋ねた

 

井戸神様だよ。知らない?どこからきたの?」

 

井戸神様って初めて聞いたけど、多分全国的にも珍しいと思う。

 

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編みぐるみが好きなおばあちゃんで、とっても元気で親切

味噌汁、カワハギの煮付け、アワビの刺身までご馳走してくれた。アワビが大きすぎてカマボコみたいになってる。

 

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夜はお祭りがあるので参加することにした。

 

太海地区の鎮守さまである香指(かざし)神社の例祭で、神様の名前は橘姫尊(たちばなひめのみこと)。

 

「食べ物を売っている屋台とかはない太海の祭は全員が主催者だから」

 

お祭り=花火を見たり、屋台でりんご飴を買ってぶらぶらするものという認識だったからびっくりした。

 

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かわりにこの祭では神輿の軽そうなものを『屋台』という呼び方をしていた。

 

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神輿はこれ。めちゃくちゃ重そうだった。


ちょっとびっくりしたことがある。

 

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血が濃いのか似たような顔をしている人が多く、特に筋の通った鼻が特徴的だった。特に女性はやたら綺麗な顔をしていて、骨格まで似てる。

 

祭は観光客がおらず、太海の人々は互いの職業までよく知ってるほど仲が良い。

 

なのでよそからきた人はすぐ分かる。私はかなり珍しい存在だった。

みんなが私を見る。そして緊張しながら興奮した様子で話しかけてくれる。

 

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イランにいた頃を思い出した。

 

あの国もよそから観光客がいないので、国中の人々が歓迎してくれた。

太海の方々へその感想を伝えるとびっくりした後に笑っていた。

 

屋台や神輿は太海駅へと運ぶ。

 

神輿はめちゃくちゃ必死な様子で担いで運ぶが、屋台は縄を引っ張って運ぶだけなので、私も参加した。祭に主催者側で体験するということがなかったからちょっと嬉しい。

しかも太海の方々から何故か

 

「縄を引っ張ってくれてありがとう」

 

とお礼を言われた。

むしろ、他の場所だと『祭り体験料』とかでお金取られそうなのに。

 

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太海駅到着。

 

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神輿や屋台を駅まで運び終えると、踊りがはじまった。

色々な踊りがあったが、中でも『フラワー音頭』はみんな踊れるらしい。友人もサクッと踊っていた。

 

また、この祭ではジュースやアルコールは無料配布されている。

 

明日、私がどこへ行くのがベストか、若者達が話し合いをしてくれた。

 

地元の事だと、一体何が珍しいのか何が良いのか分からないらしい。普通だと思っている事が、とんでもなく珍しかったり。
確かにそんなものかもしれない。

そして太海の人々はなんでこんなに、みんな親切なんだろう。

 

実は、前日産まれて初めて宝塚を見たから、こう…頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。

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家に戻る途中、海へ寄った。

 

太海の夜は都内よりはるかに涼しい。潮風の影響かもしれない。けれど、みんな今日は暑いと言ってた。

波の音が心地良く、夜の海はなんだか不思議な光景だった。のまれそうで何かに呼ばれそう。

 

海岸付近にフレンチブルドッグがいるおしゃれなカフェがあり、ここは太海を気に入った元野球選手が開業したらしい。
時間があれば行きたかった。

 

【浜茶屋】

【公式】浜茶屋太海 - BEACH PARTY

 

 

友人の実家に戻り、朝まで未解決事件や池袋で見た幽霊の話を聞きながら寝た。割と恐ろしい話だった。 

 

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翌朝、友人のおばあちゃんが作ってくれた朝食を食べて近所の仁右衛門島へと向かった。


仁右衛門島は千葉県指定名勝で『新日本百景』にも選ばれているが、千葉県民がほとんど知らない程、知名度が低い。

 

仁右衛門島は30分ほどで一周でき、夏は涼しく冬は暖かいので年中何かしらの植物が楽しめる。

 

島主は代々平野仁右衛門と名乗っていて、この島で一軒しかない家に住んでいる。島民はこの人だけ

 

初代島主が戦に敗れた源頼朝を島にかくまったこともあるらしい。

 

この島は友人の家から、頑張れば泳いでいける距離だけれど、私は泳げないから『手漕ぎ船』に乗った。

 

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出航時間は全く決まっていない手漕ぎ船。漁師さんに頼むと出航するスタイル。午前8時半から午後5時まで営業しているらしい。
また、気象条件によって渡船が運航できないこともある。

 

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普段は水がとっても綺麗で透き通ってるらしい。
島では貝を採ったりなど磯遊びをするためにバケツをレンタル可能。

 

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島に着くと、見たことがない花がたくさん咲いていた。

 

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バーベキューをしている人々もいた。関東の穴場ポイントかもしれない。

 

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また、島内には松尾芭蕉も含め句碑や歌碑もたくさんある。

 

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島に唯一建つ、平野仁右衛門さんの家。
縁側があってゆったりできる休憩ポイントみたいな場所だった。

 

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正一位稲荷大明神


ここに戦で敗れた源頼朝は隠れたらしく、島の中でも涼しい場所。

洞窟と同じ作りになっていて、トルコのカッパドキアを思い出していた。

 

島の案内ルートにそって歩くと見晴らしの良い場所についた。

 

「子供の頃、ここを秘密基地にしていた」

 

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ちょうどくぼみのところに座って秘密基地と言っていたらしい。可愛い。

 

私の子供時代はために溜めたコロコロコミックを積み上げ、自宅で城を築き上げていた

 

また、植物図鑑をみて、森の中でファンシーに木の実を食べる生活に憧れていた。

ちょっとここ、子供時代の夢に似てる。木の実採っちゃダメだけど。 

 

ちなみに友人は、食べられる野草食べられない野草が分かる。

 

「大学の授業で食べられる野草を書き上げるっていうのがあって。はたしてこの教授が自分の知識についていけるのか不安だった

 

吹いた。

 

また、仁右衛門島には日蓮聖人が修行にきたこともあるらしい。

 

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再び船に乗って太海へ戻った。

 

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太海は民宿がちらほらあるが、営業してないところも多いらしい。

 

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『屋号』が書かれたリアカーがあった。本当に名字ではなく屋号で互いを呼び合っているんだ。

 

太海はのどかで素敵なところだった。

 

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車で富楽里駅へと向かった。

帰りはここから新宿までバスに乗る。

 

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道の駅があり珍しい野菜がたくさん見つけたので、色々買ってみた。

 

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この辺りの名物『さんがやき』も食べた。なめろうを焼いて大葉をのせたもので中毒性のある美味しさ。4枚も食べてしまった。

 

また、この辺りは『八犬伝』の舞台になったらしい。

 

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なので八犬伝の登場人物にちなんだ名前の食べ物も多い。

 

「けど、作者はここに一度も来たことなくイメージだけであの話を書いた」

 

そう、友人は言っていた。

 

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家に帰って、道の駅で買った珍しい野菜を使って調理をした。


左から
・スイスチャード
・水前寺菜
・トンダビアンカ
・ジャンボニンニク
・UFOズッキーニ

 

UFOズッキーニを取り敢えず使ってみた。

 

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完成。

やたら美味しい。器ごと食べれるし可愛い。

 

凄く面白い場所だからもっと広まらと良いなぁ。

数年後テレビに取り上げられそう。

 

・海鮮を味わいたい、 

・関東で人が少ないビーチへ行きたい

・人の温かさに触れたい

 

上記当てはまる人にオススメ

 

 

 

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