ロリータさんの友達ができて思った事
(たまにロリータさんを街中で見かけるけど、仲良くなってみたい…あの服も着てみたい)
そう思ってる女の人って、割と多いと思う。
ロリータさんは、フリルがたくさんついた洋服を着る方というイメージが世間一般的には強いけど『甘ロリ』『クラロリ』など、ロリータさんの中でも種類が分かれる。
・甘ロリさん…ピンクや白を基調とした服を着る人が多く、スイーツのような雰囲気。
・クラロリさん…クラシックロリータの略で、シックな色の服が多い。エレガンドな雰囲気。
私が良く会う友人は甘ロリさん。
ロリータさんは、ただ可愛いお洋服を着れば良いというだけでなく、作法を気にする方も多いし、また女性だけでなく男性もいる。
男性は、女性よりさらに美意識が高く、所作に気を配る方が多い気がする。
私の場合、ロリータさんとはイベントで仲良くなった。
①原宿ファッションをして街を歩くイベントに参加をする
②そこで知り合った人にロリータ花見オフ会に誘われてそこで更に仲良くなる
こんな流れ。
甘ロリさんに人気なのは『BABY,THE STARS SHINE BRIGHT』。
他にもたくさんブランドはある。
ロリータさんは美意識が高く、お洋服は基本的に数万円するし、小物も高い。一生懸命お金を貯めて購入する姿を見て、初めはびっくりした。
購入する場所は、通販やお店で買ったりなどバラバラ。
ラフォーレのイベントでは、めっちゃロリータさんが集まる。
また、小物や洋服を自分で作る人もいる。
高いものは確かに良いものが多いけれど、自分にあった物を買ったり作ったりするのは素敵だと思う。
人にもよるかもしれないけど、私が一番ここが好きだなぁと思うところは
『可愛いものを見つけるのが上手い』
とにかく、可愛い可愛いと言ってくれるし、こっちもこのアクセサリー可愛いなど「可愛い」という言葉がバンバン飛び交う。
一日中、可愛い!という言葉をたくさん使うと、だんだん頭がぼーっとして、幸せな気持ちになってくる。
日々の生活の中で蓄積された精神疲労が消えていく感覚になる。
あと、写真が好き。写真を撮る方も楽しくなってくる。
そして、優しくて繊細な子が多いイメージ。
友達が言っていたけどロリータさんは『花』と『お茶会』が好き。
花は新宿御苑で花見だったり、バラ園で写真撮影会とか。
せっかく凄い衣装を着ているのであれば、写真を撮りたくなる気持ち分かる。
凄い。
生地がしっかりしていて、スカートを膨らませるために『パニエ』という膨らんだスカートのようなもの下に履く。
ロリータ服を着るだけでなく、それに合ったアクセサリーをバンバン追加すると更に見栄えが良くなるから、武器を装備する気分だった。
また、ロリータさん同士で街を歩くことを『ロリデ(ロリータデート)』というらしい。せっかくだからそれもやってみた。
割と楽しい。これ。
・カフェアコリット…目白駅から徒歩1分の場所にあるカフェ。ケーキに食用花を使ったり、皿が選べるなど、写真好きな方に配慮されたカフェ。とにかく綺麗。
・サンリオピューロランド…家族や恋人が多いイメージだけど、近年ロリータさんも多い。館内は写真映えするものだらけで、ロリータ服と相性抜群。食べ物まですべてが可愛い空間。
https://www.puroland.jp/?target=seasonal
・Unicorn Land ユニコーン ランド…竹下通り近くにある、ゆめ可愛い写真が撮れるカフェ。食べ物はわたあめばかり。
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ラフォーレのプライベートパーティーへ行ってきた【原宿】
「ラフォーレが開催するパーティ」というより、限定商品などが買えるイベント。フォトスポットもたくさんあるから、写真を撮ることだけを楽しむことも可能。
『秋冬新作のお披露目・スペシャル企画』などが楽しめる。参加費用は無料。普段からラフォーレの洋服が大好きな方は絶対行ったほうが良いと思う。
ただし、完全招待制で招待状一枚につき、2人まで参加可能。
基本的にはショップの店員さんに貰う。ツイッターで店員さんにDMを送るともらえる場合もあるが、入手ルートはバラバラ。
私の場合はモデルの友人から誘われて行った。
ドレスコードはパーティーのたびに違い、今回は『ピンクのアイテムを身につければ何でも』との事だったので
これを着ていった。
ラフォーレ原宿で開催される。
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11−6
めっちゃ女の子がたくさんいた。
ロリータさんが多い。男女比1:9くらい。
あと、みんなとにかく買いまくり札束が飛び交う。友達もめちゃくちゃ買っていた。私はそれを眺めていた。
今回は2万円以上使うと、VIPルームに行けるという特典があった。
各店舗にこのようなお菓子コーナーがたくさん置いてある。
また、フォトスポットがとにかく多い。
罪悪感がわく床。けど、可愛い
お茶会風の写真が撮れるテーブル。
昭和レトロ系コーナー
人がひしめき合っていた。
とにかくフォトスポットが多いことが嬉しい。
商品も大幅値引きされていたり、買うと当日限定スペシャルプレゼントがもらえたりする。
お金がないから、全く買えなかったけれど、それでも楽しめた。有名人もいそうな雰囲気だった。
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ピューロランドが凄い!大変身して写真撮影スポットだらけ!
ピューロランドへ行ったことがないから行った。
友人から
「ディズニーでTシャツ買った」
とメッセがきたから、こっちはそれの50倍凄い格好してピューロランドではしゃごうと思って。
買った。っしゃ!
友人も合わせてくれた。
めっちゃ写真映えする。こういう場では思いっきりはしゃいだ方が多分、後々後悔しない。
そしてピューロランドでは、案外こういう格好の人が多くて驚いた。
サンリオのキャラクターが集まる夢のような場所。最寄り駅は多摩センター駅。
バツ丸くんや、マロンクリームなど、昔からいるキャラクターもちゃんと活躍している。
昔は家族連れが多かったけれど、近年は【写真撮影スポット】が大量に増えているせいか、女性同士が多かった。
・人気キャラクターの誕生日イベントがあると混む。基本平日はそうでもない。
・ウェブ限定クーポンがあれば安く入場可能。また、特定のサンリオキャラクターの格好をすると割引されるなど、ユニークな制度もある。
年間パスポートも手頃な金額。
ピューロランドでは、毎日イベントがあるので、今日のイベントスケジュールを抑えておくと館内を周りやすい。
写真を撮ろう
とにかく可愛い撮影スポットがたくさんある。コスチュームや可愛いアイテムを持参するとより盛り上がる。
好きなアイドルの写真を持っている人も多かった。
撮影エリアは大まかに分けて四箇所がメイン
レディキティハウス
子供が思い描く理想の部屋がそのままある。
Kawaiiしか感想が出てこない
豊臣秀吉みたいなキティもいた。
どでかい紅茶。アリスの世界みたい。
なんかよく分からないけど、ゴージャス。
この数十年の間、キティがどう変わったかが良くわかる。
キティ、顔はあんまり変わってないね。
お土産コーナーもある。今年はキティが生まれて、45周年だからそれにちなんだ物が多い。一年間誕生日祝ってもらえるの羨ましいなぁ。
~キキ&ララ~トゥインクリングツアー
部屋全体がライトアップされて、色がコロコロ変わる
ライトのタイミングに合わせて
【メルヘン可愛い】
【病み可愛い】
など、あらゆる可愛い写真が撮れる。
ぐでたまフォトスポット
全力でギャグに走った撮影スポット。
キティやキキララがインスタ用なら、ここはツイッター用の撮影スポット感満載。
やる気のない食堂
どでかいパンケーキ。
多分、卵しか出てこない寿司屋。
巨大バーガー。
審査が緩そうな空港。
小学生が大喜びしそう。
何考えてるのか気になる卵。
謎の女性。
…ぐでたま人気なの分かるわ。
イベントに参加しよう
ピューロランドでは、さまざまなイベントが毎日、時間毎に行われる。
今回参加したものは以下の通り。
サンリオキャラと人間が織りなす歌舞伎劇。
お遊戯会のようなものかと思ったら、声が中村獅童だし、ダンスもキレキレで驚いた。プロジェクションマッピングもフルに使ってくる。
Egg’n’Roll Easter!
イースターのお祭りをイメージしたキャラクターと人が歌って踊る。踊りは一緒に参加も可能。
ハローキティイルミネーション
大きな樹の周りにキャラクター達が集まって、キラキラとロマンティックに踊ったり歌ったりする。これが終わるともう、閉店時間を知らせるミュージック流れるからフィナーレ感が凄い。
イベントで驚いたこと
劇って、正義が悪を倒す事が定番だけど、ピューロランドの劇はそうではなく
【悪人と呼ばれる人にも事情がある。全ては誤解から、いざこざはうまれる】
と、劇を通して教えてくれる。やたら社会的。道徳の最先端
アトラクションに乗ろう
サンリオキャラクターボートライド
船に乗って、サンリオのキャラたちのパーティを眺めるアトラクション。
パーティ準備〜開催まで見れる。
可愛いキャラクターがどんどん出てきて、しかもスイーツの香りもする。
個人的にこれが一番楽しかった。
マイメロカーに乗って、ひたすら探検する。マイメロの生い立ちも分かる。
上の写真が個人的に衝撃的だった。
とにかく可愛い。
このピンクや青の謎の食べ物はなんとカレー。
これは五百円代でお買い得。スイーツとともに可愛いコップも付いてくる。
このコップ、家でパーティを開く際に、蜂蜜やドレッシング入れにすると良いかも。
こんな風に沢山あると全部欲しくなってしまう。
食べてもあんまり罪悪感湧かない団子もあった。
四階にはバイキングもある。
ダンスも歌も、施設の作りもかなりしっかりしていてびっくりした。これで3000円代は安い。
日によるかもしれないけれど、家族連れより、女性同士できている人たちが多かった。
「きゃー!可愛い!」
と、同じ熱量で相手に気を使わず、楽しめるからかもしれない。
可愛いものが好きな男性は、照れを全部捨てて楽しんだ方が絶対良いと思う。
けれど、全体的にレベルが高いから子供からご高齢の方まで楽しめると思う。シニア割引もある。
1日で頑張れば周れるけれど、ちょっと大変。しっかり写真を撮ってイベントも楽しんで…となると、2日は最低でも必要。
あと、あまりにも現実離れしているから、疲れた時にちょうど良い。
個人的に一番楽しかったのは、サンリオボートライド。
乗っていると【kawaii】が脳内にどんどん詰め込まれて、ぎゅうぎゅうになる。楽しかった。
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【後半】未知の国イランへ行ったらディズニーランドみたいだった
イランの方に
「どの街オススメ?」
と尋ねると、みんな口をそろえて
「エスファハーン」
という。
バスに乗ってそこに行く事にした。
【エスファハーン】に早朝5時に着いた。とにかく眠い。

旅先で出会った友人達とホテルを探した。
その人たちが持っている、地球の歩き方に載っているホテルを訪れたが、値段が跳ね上がっていた。
ホテルはその辺に沢山あって、高級ホテルの受付の人に安いホテルはないか尋ねると『TOTIA HOTEL』と言われた。
行ってみると豪華。
料金を尋ねると、めちゃくちゃ安かったから即ここに決定した。

ホテルで韓国人の女性に会った。
韓国女性「チョゴリ(民族衣装)持って来てて」
私「じゃあ、それ着て一緒に歩こう」
韓国女性「…マジで?」

そのまま、広場に行った。
ちなみに、私この国では良く
「おしん!!!」
と、言われる。ずきん被って奉公に出るシーンに似てるらしい。
そして、イランでおしん流行ってるらしい。
今日、新しいスカーフの頭の巻き方を発見したから、それを試して街を回ると、気分が全然違う。首元を覆わなくて良いから、涼しい。
浴衣とチョゴリで歩いていると、色んな人が色んな人が見てくる。

この街で一番の観光スポットは、この広場。

広場の周りには、土産やとモスクがある。
昼食はその韓国女性おすすめの店に行った。
パンみたいなものをスープにつけて、チャイを楽しむ。
味は微妙だったけれど、雰囲気は良かった。独特で。

街を歩いていると、なんかどこか引っかかるものを見つけた。
何か違う。
広場の近くには、お土産屋さんが沢山ある。
イランは、よその国から観光客があまり来ないから、いわゆる外人向けの「ポストカード」とか、「ぬいぐるみ」とか、そういうのがない。
お土産屋さん自体、この街の広場付近くらいで、他の街にはあまり存在しない。だから商品も変わったものが多い。

どれも安い。
でも、お皿とかは1000円するみたい。
お茶菓子セット(べっこう飴のようなもの)は、大きな箱で色々入って200円。

まったりご飯を食べていると
外にこんな格好した子供がいて驚いた。
夜は、橋に向かった。途中、日本人に会った。
「浴衣で橋に行くと、20人くらいから囲まれるよー」
と、言われた。

ざっと、100人くらいから声かけられたと思う。20人どころじゃない。
座っていると、声をかけられる。
橋は確かに綺麗だった。でも、渡るのが一苦労。
渡りきるまで、とにかく色んな人から声をかけられた。ここに来て、撮られる事に慣れた。

そのまま、昼間行った広場へ向かった。
夜、23時くらい。物凄く人が多い。
昼は暑いから行動せず、今日は木曜日だからか(宗教上イランは金曜日休み)人だらけだった。
一歩、広場に足を入れると、即声がかかる。お茶会が始まる。

夕食もごちそうになった。パンにペースト状の何かを付けて食べるもの。少しグラタンのようなクリーミーな味がした。だけど、酸味がある。初めて食べる味が、イランには多い。

何の気なしに、子供のイラストを描いてあげると、囲まれた。
そこから、色んな親や子供が並ぶ。暗いから物凄く下手な絵になったけど、みんな欲しがってくれた。友人を見ると、折り紙を必死に折りながら、子供たちに囲まれていた。
1時くらいにホテルに戻ったけれど、広場はまだ人がいっぱいだった。
子供はいつ寝るんだろう。

次の日、バス停に行ってバンダラアッパースという街へのチケットを取った。
エスファハンで出会った日本人2人と一緒に。

売店でアイス買った。
ナイスカラー

イランの南の方にある街。ここから、ドバイ行きの船が出る。(片道5000円)
友人達はこの街まで一緒についてきてくれたけど、そこからは、また一人。
バス停で友人達がガイドブックを読んでいると、わらわら人が集まってきた。

地球の歩き方大人気
バス会社の人が、何故かお店の中に入れてくれた。

イランの南の街、バンダレアッパースについた。

英語がほぼ通じない。イランでもあまりポピュラーな観光地ではない。蒸し暑くて、ぐったりする。
この街は、目だけ赤と黒の仮面をつけた、バンダリーという女性達が住んでいる。
浴衣と、バンダリーが一緒に写真を撮ることなんて、人類初だと思うし、この先もないと思う。ぐったりしてるけど
ちなみに、この仮面は300円くらいでお土産として売っている。
市場を歩いて砂糖を買った。
お土産に欲しかったから。イランの砂糖をお母さんたちと、紅茶で飲みたい。イラン式の飲み方で。
この街は少しガラが悪い。でも、バスターミナルが一番ガラ悪かった。穏やかな感じではない。
オマーン湾が見えた。
なんか汚かった。ヘドロの臭いがした
見るところは沢山あるのかもしれないけど、暑すぎて動けないから、ケーキ屋さんでゆっくりした。ケーキが多分4日くらい放置してたものだと思う。物凄く硬い。不思議な味がする。
友人たちと別れ、ドバイ行きの船に乗った。
イランは、基本人が優しくて素敵なところだった。ネットが規制されているし、カード使えないし、ご飯は不味い店が多いし、突っ込み処が色々あったけれど。
歩いているだけで、ここまで歓迎された国はない。
ただ、情報が漏れることを恐れる秘密国家だし、アメリカと仲が悪くて、危険な地域のみ世界的に取り上げられ、まるで国中とんでもなく恐ろしいところと思われている。それが、なんとも言えない気持ちになる。
そして、女性は髪を覆わなければいけないけれど、何故かヘアーアクセサリーが結構売られていたのが印象的だった。多分、家用。帽子も豊富だけど

この国では、色んな人にお世話になったから。イランの良いところを多くの人に広めていきたい。
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【前半】未知の国イランへ行ったらディズニーランドみたいだった
イランにきた。
未知の国
多分、世間一般的に思われてるイランのイメージは

上の画像のような光景だと思う。
可愛くまとめたけれど、ルールを守らないと大変なことになる。
また、イランに行くにはビザが必要。
①髪と肌を隠す…髪は適当な布で巻いていれば大丈夫。前髪は出ても問題ない。長袖長ズボンなら大丈夫。和服も全く問題なかった。半袖半ズボンやミニスカートは絶対だめ。男性は髪を隠さなくても大丈夫。
②英語はあまり通じない。…ペルシア語。たまに日本語を話せる人がちらほらいる。
②ネット規制…見れるサイトと見れないサイトが多い。FC2ブログはだめでアメブロは見れたりなど。かなり厳しい。Facebookは見れないけれど、見れる方法はある。
③カードは使えない…円を両替できる場所も一箇所のみ。ドルかユーロを持って行けば替えられる。ただし、イランの通貨から他の通貨に替えられない。
④お酒禁止…どの店に行っても売ってないし、持ち込みもしない方が良い。かなり危険。
ここまでして行こうと思った理由は…
旅人からよくそう聞いたから。
外国からの観光客があんまりいないし、東洋人は珍しいから。良く来てくれたと歓迎してくれるらしい。
イランへは、トルコからバスに乗って行った。
中東は彫りが深い人が多く、特にイスラエルは美男美女揃いらしい。
たまたま日本人に出会った。
「英語伝わらなくて大変ですよね」
「アゼルバイジャン語話せるから大丈夫です。結構この辺で通じます」
そんなポピュラーな言語だっけ?なんでその言語チョイスしたの?って思ったけど、何も言わなかったし、その人は苗字しか教えてくれなかったし、即効どっか行かれた。
街を歩くと、みんながこちらを見る。凄く見る。
「ウェルカムイラン」
何人もの人からそう言われる。
もしくは、良く分からない言語で話しかけられる。街中の人々から歓迎される。
英語を話せる人に会って思ったけど…。
色んな国の人が、イランは危険な国だと思っていると知ってる。そんなイメージの中、わざわざ来てくれていてありがとう!と。そんな心境なんだろう。
「イランどんなイメージだった?来てどう思った?」
と、良く聞かれた。
国民はめっちゃイランへの印象を気にしていた。
また、イランは危険な地域と安全な地域が綺麗に分かれてる。主要な街は基本安全。行く前は外務省の情報チェックした方が良い。
まずは「タブリーズ」という街に行った。
ここは、世界遺産のマーケットがある。中東で一番古いらしい。
宗教のせいか、女性のマネキンの頭が削られているものを良く目にした。
これは…よく分からない。
入り口はいくつもある。

割と普通。お皿や生活道具等。
この街は、皿ケバブというものがあり、食べてみた。
まず、生玉ねぎが出てくる。それを齧りながらケバブを食べる。わくわくしながら食べた。
正直、美味しくない。
羊肉だこれ。
羊肉がそもそもそんなに好きではない。
なんかこう謎の香辛料の味がする。食べながら、これはこれを使っているのかな?みたいなのにならないし、まったく親しくない味。醤油が親友としたら、この香辛料は火星にひっそり住んでるよく分からない生き物(一生会うことはない)くらい遠い存在。
夕飯は、チキンを食べた。
何これ。
独特なセンス。刺さってる。チキンに恨みでもあるのかと。
そして、そんなに美味しくない。
ハンバーガーも食べた。
なんか、千切りしたポテトチップスみたいなのが入っている。パサパサしてた。ハンバーガーってこんな不味く作れるのかと驚いた。

ブルーモスクというものがある。
モスクはイスラム系の人の寺の様なところ。
首都テヘランに着いた。
目星をつけていたホテルが分からず、電車の中でキョロキョロしていると、乗客から
「地図を見せて」
と言われた。

乗客5人ほどが何やら話し合い、色んな人がバトンタッチしながら、降りる駅まで案内してくれた。
駅で降りた後も、知らないサラリーマンがホテルまで案内してくれた。そして何やら電話をしながら大変そうな表情を浮かべている。
「あの、大丈夫ですか?お仕事あるんじゃ…」
「大丈夫!君は全く心配しなくて良いんだよ」
とにかく、街中の人が優しい。
一生懸命拙い英語、もしくは現地の言語でなんか言ってくれる。基本イランは英語通じない。
多分だけど英語話せるイラン人は全員話しかけてきてくれてる気がするこれ。
ホテルに着くと、日本人が何人か居た。
この国で、日本人が泊まる宿は基本的に決まっている。とにかくWi-Fi環境を重視する人が多いから、数々ないそこに集まる。
ホテルでは服装自由。布を髪に巻かなくて良い。開放感が凄い。
猫がいた。
私は猫アレルギー。触った後はしっかり手を洗う。
宿で出会った日本人から、カレーをご馳走になったり一緒に観光した。
ホテルでイケメンねー、彼女いるんでしょ〜ときゃっきゃ言われていた人が
「いや、彼女いたりリア充だったら夏休みこんなところこない」
とつぶやいていた。ちょっとその場が静かになった。
【ギャズ】という甘いハイチューみたいなお菓子を貰った。
「今頃日本の大学生は、花火をしたりきゃっきゃしているんだろうね」
「日本ずるいね」
宿で出会った人と、そう会話しながら歩いた。

テヘランは、大きな市場やロープウエー等があるが、スーパーマーケットやショッピングセンターは見かけなかった。
基本的に買い物は、市場か駄菓子屋の様な場所。

人口密度高い。レストランが凄い事なってた。

お皿の盛られ方も、こう勢いある。
そして、やはりご飯が不味い(すっぱいブドウの葉でひき肉を包んだり。なんで葉が酸っぱいんだろう)。

けれど…
この国はやたらスイーツに力を入れている。

ドヤ顔

ケーキは数十円で楽しめる。そのせいか、ややメタボ気味のおじさんが多い。
というか、
おじさんが街にやたら多い。
喫茶店に入ろうとすると、お客さんがおじさんだらけな時が多い。日本のカフェと真逆。
イランは男性ばかりで、かつおじさん率が高いわけではなく、女性は一人で行動したりしないらしい。いつも団体行動。そして、家に居る事が多いらしい。

公園に行くと、健康マシーンが沢山あった。
この街にきておじさんに会いすぎ。
しばらく歩くと、何故か遊園地があった。

凄くシュール。

市場にいくと、やはり人に囲まれる。
「写真写真!」
こういう人は、二パターンに分かれる。
①「写真撮ってもいいですか?(多分そう言ってる)」
②「写真撮ってよ!俺を!(多分そう言ってる)」
②は一体なんなんだろう。
こういうタイプ。
その辺歩いているとゆるキャラがいてバーっと近寄って
「ねぇ!写真とって!俺を!」
というようなものだから。困惑する。
何故か知らない人から台車に乗せてもらった。
物凄く満足気。

台車を降りて、市場内のお店でイチゴジュースを頼むと、へたごとミキサーにかけてくれた。
ワイルド料理の店主。
テヘランの路線はかなりシンプル。そして、女性専用車両がある。

この国の電車に慣れれば、日本の電車は怖くない。
何故なら…
屈強な男性軍に囲まれるから。
私は痴漢に遭わなかったけれど、多いらしい。イランに行った友達(男性)が痴漢に遭っていた。イランは同性愛とか厳しいと思っていたから意外だった。
「しかも、2回遭った」
そう言っていたから、多いのだと思う。

電車で変な物を見つけた。
多分、油の宣伝。斬新な発想だと思った。
今さらだけれど、旅中浴衣を綺麗に着こなすのが凄く難しい。
アメリカ大使館も、観光名所の一つ。
イランは凄くアメリカと仲が悪い。けれど、アメリカ人に一人会った。殺されるんじゃないかと思ったけれど、その辺を歩いていた初対面のイラン人と楽しそうにお話していた。
歩いていて思ったことがある。
首都は道路が凄い。
バイクが大量に走っていて、信号があまり機能していない。轢かれそう。
イランで日本人が死んだ=事件ってイメージ持たれそうだけど。一番可能性が高いのは事故死だと思う。

イランは初め、頭に布を常に巻かなければいけないし、ご飯が不味いのが苦痛だと、lineで親に訴えていたが、途中からかなり楽しくなった。
政府を嫌っている国民は多かった。
「規制厳しすぎるよ!」
確かにそうだと思う。
とにかく観光客を物凄く歓迎してくれる。50パーセントの割合で乗り物が無料になったり、困っていると
「お金払おうか?」
と言ってくれたり。
物価は安いけど、変動が激しい。長距離バスは1000円前後で乗れる。ご飯は500円以下。
次はイラン人人気一位の街に行く。

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アウシュビッツ収容所へ行って色々衝撃的だった
アウシュビッツはドイツにあると思われることが多いが、ポーランドにある。
クラクフという古都から車で約2時間にあり、私はクラクフで泊まった宿の人にアウシュビッツツアーを頼んだ。
宿にいる人は、基本アウシュビッツ目的でこの街に来ていた。そして、アウシュビッツにやたら詳しいので、アウシュビッツで行われた事が本当にその通り行われていたか、疑問に思っている人も多くいた。
上の文字は『働けば自由になる』と書かれている。
収容所で多くの人が亡くなった。
過労死、病死、人体実験、ガス室に送り込まれる…など
現代とさほど変わらない、身なりの良い格好をしている人が多い。
強制収容内は、それぞれ年齢などのデータと共に、プロフィール写真があったがそちらは現在撮影禁止になっている。
大量の義足。取られてしまった人はその後どうなったのだろう。
年月の経った大量の靴。色ももう変わってしまった。
鞄。それぞれの名前が書いている。
生活必要品、娯楽、可愛い服…何もかも
眼鏡。
一瞬何か分からないほど大量に展示されている。
その他、収容されていた方々の髪の毛が恐ろしい量展示されている部屋もあったが、そちらは現在写真撮影禁止。
三段中、一番上が一番人気だったとガイドさんに聞いた。下に糞尿など垂れ流してしまう人がいる為、体力がある男性が一番上なことが多いと言っていた。
女性や子供、お年寄りなど労働力にならないと判断された人たちは、ここで殺されたと言われた。
人間焼却炉
「ここはガス室です。閉じ込められてガスを入れられます。人々はフレッシュな空気を求め、上へ上へ行こうとします。力の強い者が上に行きます。なので、みんなが死ぬ頃には、上から男性・女性・子供の順番で人間ピラミッドができあがります」
上記のようにガイドさんが解説していた。
20以上の国の人が連れてこられた。
・3日間の旅だと聞いて連れてこられたが、実際数週間かかり。やがて食料が亡くなってしまう人。
・夏は中が蒸し風呂状態になり、苦しみながら亡くなる人。
・着く頃には殆どの人が亡くなっていることも珍しくなかった。
ガイドさんはこの貨車内での出来事を教えた。
これは途中からできたものらしい。汲み取り式だがトイレといえるものではなかった。便を回収する係りの人がいて、その仕事が一番人気が高かったらしい。脱走できるチャンスが多いからだと。
「企業にヒトラーは囚人をかしました。そこでたくさん働かされます。ですが、企業もヒトラーに収益の半分もお金を払っていました」
「アウシュビッツにいた医者は人体実験を良くしていました。ヨーゼフ・メンゲレといいます。特に彼は双子を好みました。彼の手で多くの双子が亡くなりました」
ガイドさんは、英語が苦手な私でも分かるように淡々と話してくれた。
アウシュビッツは負の世界遺産に登録されている。二度と同じことのないように。
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病院食一覧
入院生活中の病院食をまとめました。
私は腸が炎症を起こして入院したから、お腹の調子に合わせて
『点滴→流動食→固形食(柔らかい食べ物)→普通の病院食』
と変えてもらっていたので、そちらを説明します。
3日間、点滴のみの生活をしたあと、流動食が出てきた。
多分、これは普通に食べるとかなり不味いだろうけど、断食した後に食べる料理は本当に美味しい。きっと薄味なんだろうけど、濃く感じた。
コーンスープ、具なし茶碗蒸し、重湯、ミルミル
だし汁、重湯、ヨーグルト、ジュース
流動食を2食取った後に、固形食になった。普通の病院食と違って全て柔らかい食べ物。正直これはそんなに美味しくなかった。
スクランブルエッグ、大根と人参の煮物、パン、桃、豆乳
鶏肉のミンチ、ブロッコリー、りんご、粥、スープ
消化しやすい固形食を2食取った後、普通の病院食へと切り替わった。固形食が不味かったから、めちゃくちゃテンション上がった。
病院食を一日きちんと食べると、ずっと付けっ放しだった点滴が外れる。それが一番嬉しかった。
豆腐のそぼろ煮、春雨サラダ、粥、中華スープ
ハムと野菜のソテー、パンプキンロール、マンゴー、牛乳
赤魚の漬焼き、野菜炒め、ひじきの煮物、米、とろろ汁
天ぷら、うどん、梅味の大根おろし、ネギ、味噌汁
エビチリ、もやしと青梗菜のナムル、鶏がらスープ、米
鮭の照り焼き、じゃがいもサラダ、豆腐のカレー煮、切り干し大根、米
豆腐ハンバーグ、オクラ、ほうれん草とキノコおひたし、味噌汁
竜田揚げ、ふかし芋、オクラ、ほうれん草のおひたし、米、味噌汁
豆腐ハンバーグ、カボチャのマッシュ、清汁、マリネ
ナースステーションの前にある、掲示板にメニュー表が張られていた。
栄養素についてもしっかり明記してあり、給食みたいだなぁと思った。
その掲示板には癌患者の就職セミナーのお知らせなども張られていた。
よく、病院食は薄味で不味いと聞いていたけれど、普通に美味しかった。もちろん大戸屋とかに比べると負けるけれど、体に優しい味がする。他の患者さんも美味しいと言っていた。
ビーフストロガノフが出てきたり、天ぷらうどんが出てきた時は驚いた。
家に帰ってもこの献立を実践したいと強く思った。
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